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【心理学の長い闘いの話4】(ケンウィルバーことはじめ5) 

前回までに、統合失調症と神経症のお話をしましたが、
今回は、統合失調症と神経症の治療のお話と、その比較をします。

では、どうやって統合失調症の人と神経症の人を治療するのでしょうか??
統合失調症の人は、しっかりと

「自分と世界を区別する」

必要性があるんです。
「自分と人は違うんだ」という当たり前のことをしっかりと認識していく必要がある。
そして、意識をはっきりさせ、
必要のないものと必要なものをしっかりと分けていく必要がある。
(本当のところ、この変化は赤ちゃんの時期に起こってくる変化です。統合失調症の人は幼児期に生じる変化に失敗したんですね。)

ちなみに、実際は、かなりの混乱状態にあるので、
抗精神病薬というお薬を処方しながら、
いろんな機能を落ち着かせて、
セラピーを行っていくことになります。
よく、精神病薬はいけないなんていう意見がありますが、
それは極端な意見だと思います。
必要ならば処方するくらいでいいとおもいます。
あれは、道具としてみた時、これ以上ない素晴らしい力をもっています。
使い方だね。

ちなみに、もう、精神科の入院治療の範疇です。
専門的な知識がないのに手をださないようにした方がいいかもしれません。。。

接するときの注意点は下記を参照ください。
http://www.smilenavigator.jp/tougou/family/howtotouch/how04_01.html

次は神経症の治療のお話。

赤ちゃんの「区別を習得する」段階が終わった、幼児のころ、
「必要なものと必要でないものを分ける」段階に入ります。

「必要なものと必要でないものを分ける=区別していく」ですね。

この「区別していく」段階で社会に

「性欲はいけない。女性はそんなこと考えちゃだめだ」

という常識があったとしましょう。

当たり前にある性欲。
それがいけないことになって、
必要のないものというカテゴリーに入れられて、
区別され、
押さえ続けられてしまうのです。

フロイトが活躍していたのは、
性的なことに、厳格であった1800年代後半のウィーンで、
彼が関わっていたのは、
その中で、もっとも性的な欲求を抑えつけるように教育されていた女性たち。
彼女たちの神経症だったのです。
親は厳格だったので、
言うことを聞かなければかなり厳しい罰があるケースも多かったそうです。

そうすると、性欲を押さえつけることになり、
抑えることがずっと続くと、
押さえつけられていた性欲が

「私にも居場所を与えなさい!!」

と主張し始めて、氾濫する。
堤防の決壊みたいなものです。
かなり激しい症状が出たりしていました。
これがこの時代の神経症の正体です。

だから、神経症の治療で必要なのは、

「溜まった感情を解き放つ」

ことと、

「性欲はダメ」から「性欲は当たり前」に「認識が変化」する

ことですね。

つまり、治療方法が全然違うのです♪

区別を 「身につけて」、 世界を整理すること(統合失調症)と
区別を 「ゆるめて」、 溜まっていたものを解き放つ(神経症)こと。

ぜんぜん違いますねー。

そして、つまづいた段階も違いました。

統合失調症は「赤ちゃん」の時期。
神経症は「幼児から小学生」の時期。

段階が違います。
順番に並べてみると・・・

①自分と世界に境目がなくって混乱している。(統合失調症)
②自分と世界の境目をしっかりと作れるようになる(統合失調症が治る)
③いろんなものを必要なものと不必要なものに分けていく。
④その過程で、当たり前のものを抑え込んでしまう。(神経症)
⑤抑えているものを認識し、解放して、認識を変える(神経症が治る)

ということになりますね。

このように、いろんな治療法を、その患者さんの状態・発達段階・治療法の特徴などから、まとめ、発達段階に並べたのがウィルバーの仕事です。

これによって、フロイトとユングの争いが完全に終結しました。
なんか、やっぱり、改めて言われると当たり前というか・・・

「そんなことで争っていたの??」

という感じですが・・・
世界中のすべての争いと同じように、
争っている本人たちは全力で、
そして、争いの最中は物事が良く見えないものです。
外から見るから良くわかる。
そして、この当たり前に気づき言葉にするのが、
才能と言えるかもしれません。

でもね、、、

この素晴らしい主張、
もしもあなたがこのことに気づいて、発言しても、
学会では取り上げてくれません。

「科学的に証明できない」

からです。
では、、、ウィルバーはどのように学会に認めさせたのでしょう??
どのように科学的に証明したのでしょう??

ウィルバーは最初から学会での地位があったから認められたのしょうか??
いえいえ、彼が初めて世界中から認められた「意識のスペクトル」を出版したころ、
彼は、皿洗いのバイトでした。

もう、無名中の無名。
僕たちよりもひどいかもしれません。

いかにして、ウィルバーが学会に自分のことを認めさせたか。
その内容は次回にでも♪

(やっとちらっと登場しましたねー。笑)
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